見るだけで解決シャンプーの選び方

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今回は美容師が本気で選ぶシャンプーをご紹介していきたいと思います。

最近は近くのコンビニやドラッグストアにたくさんのシャンプーが並んでいて

どのシャンプーを使えばわからないですよね・・

そこでこれだけは押さえておけば大丈夫というチェックリスとをつくりました。

1 シャンプーの洗浄力

2 頭皮に対する刺激性とどのような成分が主成分か

3 シャンプー売り場にある用語の解説

4 まとめ

ということを各販社 ディーラーさんの協力のもとに解説していきます。

まず一つ目のシャンプーの洗浄力ですが、そもそもシャンプーの目的は頭皮の汚れを落とすためであって髪を洗うということは、たまたま頭皮を洗うという過程で泡が髪について流されて ”きれい”になるのであって最初の予洗いでも十分におとせます。中にはとにかく泡立ちをがないと 洗えている気がしないという意見の方もおられますが、髪や頭皮のベタつきが気になる方ほどシャンプーの使用料が多いのとその後の頭皮に対するお手入れ(頭皮の化粧水 育毛剤)がなされておらずに頭皮が乾燥してそれお補おうと頭皮が皮脂をより多く分泌するという連鎖が起きています・後は根元からトリートメントをたっぷりとぬられている方もいます。

次にシャンプーの洗浄力を代表的な成分を説明しながらお話ししていきたいと思います。  

裏の主成分を見ていただいて水の次に3~4番目までに何が使われているかを見た時によくサルフェイトフリーとか言って高級アルコール系でラウリル硫酸NA ラウレス硫酸NAというのがあまりよくないと言われますが、配合量よってもちがいます。

サルフェイトフリーについては下の概要覧にはっておきます。

ラウリル硫酸が一番上にあると洗浄力や刺激が強いからあまりよくないと思いますがが補助的な界面活性剤として組み合わせているぶんにはあまり問題はないとおもいます

配合量に関しては各メーカーによって違いますので自分たち消費者にはわかりませんので何が主成分なのかを見ていく必要がありますね

次に頭皮に対する刺激性ですがどのような成分が主成分かにもよるところが大きいので一緒に説明していきたいと思います。

まずはシャンプーの約80%は水でできています そして洗浄成分が15~20%になっています。

まず最初にココイルメチルタウリンNa マイルドな界面活性剤として有名です 選択洗浄成分があり汚れはきっちり落として保湿成分は取りすぎないというのが特徴なので機能的には優秀な界面活性剤で頭皮に対しても刺激がすくないです。

次にラウロイルメチルアラニンNa アミノ酸系界面活と言われるものでこちらも洗いあがりマイルドです。この2つは洗浄力はあるが、ラウレス ラウリル硫酸に比べると洗浄力が弱いので頭皮に対する刺激もすくないといえますね。

次にコカミドプロピルべタイン 両面界面活性と呼ばれるものでこれ自体がしっとりとした 感触で上の二つの成分と混ぜるとより刺激がマイルドになるのと粘度を調整したりできます。シャンプーのとろっとした感じですね。

次にペンチレングリコール スキンケアにも配合されているもので保湿成分と抗菌効果があるもので最近のパラベン(防腐剤)フリーやパラベンの量を少なくしてペンチレンを入れるという事は良くやる処方みたいですね。

次にクエン酸はRH調整剤でシャンプーはだいたいPH5~6の弱酸性に調整されているのとRHによって泡立ち変わってくるのでそのあたりで使用されています。

だいたいこのようなものが入ったシャンプーがマイルド系で構成されているシャンプーと言われるものがおおいし おすすめです。

つづいてシャンプー用語についての説明ですが

昔は弱酸性、最近だとボタニカル、ノンシリコン、クリームシャンプーが流行った時期がありました。でも「結局、ボタニカルって何?」「ノンシリコンならいいの?」と新商品と共にお客様にも何お使ったらいいのか疑問がふえてきています。

そこで、シャンプー売り場によくある用語はどんな意味なのかを説明していきますね

オーガニックシャンプーとは、化学合成農法や化学肥料は使わず有機肥料(無農薬)などにより土壌の持つ力を活かして栽培された植物を使用したシャンプーのことです。 オーガニック認定を受けた植物成分が入っていることが前提になります。

ボタニカルシャンプーとは,これもオーガニックと似たイメージですね。            「植物由来で作られた成分を多く配合したシャンプー」という意味でボタニカルシャンプーと名付けているようです。 パッケージのイメージはだいたい植物ですね。 つまり、植物由来の成分を使っている自然派シャンプーだが、「オーガニック認定を受けた植物成分」は使用していないということみたいで  「ボタニカルだから、オーガニックよりも毛先や頭皮のケアもできる」などは関係なく、そういった効果は先の説明にもあるように 全体の成分によるところが大きいため一概に「ボタニカルだから良い」ということはないようです。

アミノ酸シャンプーは説明しているので省きます。

薬用シャンプーは実は「化粧品」と「医薬部外品」に分かれていて、  医薬部外品は化粧品と医薬品の中間に当たる存在で、薬機法(旧薬事法)によって認定を受けています。 「ある特定の効能・効果(シャンプーならフケ・抜け毛防止、育毛など)がある」と認められているものが医薬部外品、つまり薬用シャンプーです。

あとちなみにノンシリコンて結局どうなのかシリコンが入っていること自体はそこまで有害ではありません。シリコンには髪をコーティングしてくれる、指通りをなめらかにしてくれる、摩擦や熱から髪を守ってくれる、ツヤが出るという効果がありシリコン配合シャンプーの中には「成分内容は良くないがシリコンを入れて見た目をツヤツヤにしてごまかしている」というものが一部あるので、それによって「シリコン=悪い」が広まってしまったように感じがしますね。

最後のまとめになりますがシャンプーは頭皮を洗うのが主で髪は自然に洗われている・洗浄力の強さは 高級アルコール系>石鹸系>アミノ酸系 

・肌への優しさは アミノ酸系>石鹸系>高級アルコール系 

 洗い上がりは

高級アルコール系はサラサラ、スッキリ

アミノ酸系はしっとり 石鹸系はスッキリ、ケアの仕方によってはゴワつく・

《こんな人にはこれがおすすめ》 ・

よく汗をかく、スタイリングをしっかりめにする方は高級アルコール系 ・

抜け毛や薄毛が気になる方や頭皮が乾燥している方にはアミノ酸系 ・

アレルギー体質で合成成分が苦手な方は石鹸系 ・

ふんわりボリュームアップが希望ならノンシリコン ・

しっとりツヤツヤ綺麗な仕上がりが希望ならシリコン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・洗い上がりは 高級アルコール系は

肌への優しさは アミノ酸系>石鹸系>高級アルコール系 

サラサラ、スッキリ

アミノ酸系はしっとり 石鹸系はスッキリ、ケアの仕方によってはゴワつく             

 

 

 

 

 

 

 

 

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